TOPICS

お口のこと…歯のこと… / ブログ

唾液の役割

こんにちは☺️歯科衛生士の長島です✨️

最近は雨が続いておりどんよりしてますね🥲

はやく梅雨が明けてほしいものです💦

 

今回は唾液についてお話しようと思います☺️

唾液には大きくわけて6つの役割があります。

①自浄作用

汚れを洗い流す作用です。

汚れを落とし口臭や虫歯歯周病を予防してくれます。

②再石灰化作用

虫歯菌により溶けかけた歯を修復して強くする作用です。唾液には、カルシウムやリンが多く溶け込んでおり、弱っている歯の部分ではその部分を再石灰化させる機能を発揮します。

③緩衝作用

酸性に傾いたお口の中を中性に回復させる作用です。食後や虫歯菌が出す酸によって酸性に傾いた口腔内に、唾液の中の成分が働いて食後30~40分前後で食前の状態に戻し、虫歯になることを防いでいます。

④抗菌作用

菌やウイルスに対して殺菌・抗ウイルスをおこなう作用です。体内の出入口である口は様々な菌やウイルスが入り込もうとしてきます。

そこの免疫の全てを担っているのが唾液です。

⑤消化作用

糖を分解して細かくする消化酵素(アミラーゼ)の作用です。

⑥湿潤作用

お口の中を保湿してくれる作用です。

 

唾液が減ってしまうと

①食べ物を飲み込みにくい

②食べ物の味がわかりにくい

③むし歯の増加、歯周病の悪化

④口臭が強くなる

などの症状が見られます。

 

唾液を増やすには

よく噛んで食べたり、こまめな水分補給をしたり、唾液腺マッサージなどで唾液腺を刺激することで対策できます👍🏻唾液には多くの役割があります。

そのため唾液が減ると感じる不快な症状は様々です。なにかお困りのことがありましたらお声かけください🙇🏻‍♀️