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歯を傷める原因は??

こんばんは。歯科衛生士の長島です😊

 

突然ですが、みなさんは歯が悪くなる原因といえばむし歯と歯周病だけではないということをご存知ですか?実は歯に加わる過剰な力が歯を痛めて壊してしまうこともあります!!!

歯を痛める過剰な力は大きくわけて2種類あります。

1つ目は、歯ぎしりの強い力です。歯ぎしりは眠っている時無意識に行うので、起きている時と違って力の加減が効かずに強い力がかかります。眠っている間のほとんどの時間は上下の歯は接触していません。起きていたとしても1時間に5-6回程度で短時間です。

しかし、歯ぎしりの力は強大なので短時間であっても大きな為害作用があります。被せ物を壊したり、ときには天然歯をへし折ってしますこともあります。

2つ目は、TCHと呼ばれる「上下の歯を無意識に接触させる癖」です。歯は、食事をしたり重いものを持つ時などに一時的に噛む時以外は基本的には離れているものです。

しかし、歯を接触される癖のある人は、ごく弱い力が長時間加わることによって、顎関節症になったり歯や入れ歯を痛めてしまうこともあります。

もし、詰め物や被せ物がよく壊れたり、歯が割れたり欠けたりしやすいのであれば、お口の中に歯ぎしりやTCHの圧痕がないなよく診てもらいましょう!